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ロケ地として選ばれたのは、上白石が自ら選んだスリランカ24。インド洋に浮かぶこの美しい島で、彼女は1週間の「夏休み」を利用して撮影旅行を行った2。特に、スリランカ出身の名建築家ジェフェリー・バワの建築物に強く惹かれ、いくつもの作品を訪れている4。
写真集には、トロピカル・モダニズム建築のプールで泳ぐ姿や、部屋の中ではしゃぐ無邪気な表情など、これまでメディアには見せることのなかった上白石の素顔が収められている12。また、現地の人々とふれあう様子や、美しい自然の中での生き生きとした姿も捉えられており、プライベート感あふれる夏旅の記録となっている24。
上白石は撮影衣装のセレクトから編集段階での構成会議まで、制作過程に積極的に参加12。タイトルの『charm charm』も彼女自身のアイデアだという12。「charm」には、おまもり、愛嬌、色香などの意味があり、何かを見つめて体温がほんのり上がるようなニュアンスを込めたと説明している1。
上白石は「人生に流れる時間の、どの地点がとくに重要でメモリアルである、ということはきっと存在せず、どんな瞬間であれ何にも変え難いものであると考えます」としながらも、25歳という節目にこのような機会を得られたことへの感謝を述べている1。また、スリランカでの経験について「到着し、空港のエントランスを抜けた時、くすぶった草木の香りとともに、その地に生きる人々の息づかいのようなものが一気に迫ってきて、ひどく高揚したのを覚えています」と振り返り、その地で感じたすべてが一冊に焼き付いていると語っている4。
2000年生まれの上白石は、2011年の東宝シンデレラオーディションでグランプリを獲得し芸能活動をスタート5。以来、数々のドラマや映画に出演し、adieu(アデュー)名義での音楽活動も展開するなど、マルチな才能を発揮している25。この写真集は、そんな彼女の14年にわたるキャリアの集大成とも言える一冊となりそうだ。
上白石は「『charm charm』がみなさまのおまもりのような1冊になりますように」とコメントしており1、ファンにとっても特別な一冊になることは間違いないだろう。
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