朝ドラ続編希望ランキング、1位は「おかえりモネ」　山崎光春

清原果耶主演の「おかえりモネ」は、宮城県気仙沼市出身のヒロイン百音が気象予報士となり、ふるさとに貢献する道を探る物語です。坂口健太郎演じる相手役・菅波光太朗の人気も高く、「俺たちの菅波」というハッシュタグが生まれるなど、視聴者の心を掴みました1。

2位は「カムカムエヴリバディ」（2021年放送、1,050票、21.0%）で、上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がトリプルヒロインを務めた作品です。ラジオ英語講座とともに昭和・平成・令和の時代を歩んだ親子三代100年の物語が多くの感動を呼び、現在も総合テレビで再放送されています1。

3位は「まんぷく」（2018年放送、923票、18.5%）で、安藤サクラ主演のインスタントラーメン開発秘話を描いたフィクションです。長谷川博己や菅田将暉らの脇を固めるキャストも注目を集め、"塩軍団"として人気を博しました1。

4位以下は「ブギウギ」（2023年）、「スカーレット」（2019年）、「半分、青い。」（2018年）と続き、7位には「虎に翼」（2024年）がランクインしています。上位10作品の中には、比較的最近放送された作品が多く含まれており、視聴者の記憶に新しい朝ドラが支持されている傾向が見られます1。

この結果から、朝ドラファンの間では、現代を舞台にした作品や、社会的なテーマを扱った作品、そして印象的なキャラクターや俳優の演技が光る作品が特に人気があることがうかがえます。また、「おかえりモネ」のように地方を舞台にした作品も強い支持を得ており、地域の魅力や課題を描くことへの関心の高さも示されています1。

今回のランキングは、2025年2月14日から20日までのインターネット投票で実施されました。朝ドラの人気と影響力の大きさを改めて示す結果となり、今後の作品制作にも影響を与える可能性があります1。