こんにちは！山崎光春です。
横浜市にある「みなとみらい Super Big Band」（通称SBB）は、中高生が集まるジャズバンドで、音楽を愛する若者たちの新たな「居場所」となっています。2013年に、日本を代表するラテンジャズ・ビッグバンド「熱帯JAZZ楽団」との共演をきっかけに結成され、現在は32人のメンバーが在籍しています。彼らは、プロのミュージシャンから直接指導を受けながら、演奏スキルを磨いています。
SBBの設立背景には、「卒業後にジャズを続ける場がない」という中学生の声がありました。多くの中高ではジャズ部が存在せず、大学生や社会人向けのサークルはあっても、若い世代が活動できる場所は限られています。このため、横浜という「ジャズの街」でジュニア・ビッグバンドを作ることが求められました。
練習は週に一度行われ、メンバーは自主的に集まって切磋琢磨しています。学校の部活動と並行して参加する生徒も多く、「学校の吹奏楽部になじめず、音楽を続ける場を求めて来ている子もいます」と担当者は述べています。このように、多様な背景を持つ中高生たちが集まり、共に音楽を楽しむ姿勢がSBBの魅力です。
現在のリーダーである高校3年生の蓼川晃紀さん（17歳）は、小学生時代にSBBの演奏会を観て憧れを抱きました。彼は基礎から学び、中学2年からこのバンドに参加しています。蓼川さんは、「プロと一緒に演奏できる経験は貴重で、自分自身の成長につながっています」と語ります。
SBBは今後も活動を続け、地域イベントやコンサートで演奏する機会が増えていく予定です。音楽を通じて仲間との絆を深め、さらなる成長を目指す彼らの姿勢には、多くの期待が寄せられています。
Citations:
[1] https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000270.000014302.html
[2] https://yokohama-minatomiraihall.jp/concert/archive/recommend/2024/08/3454.html
[3] https://www.town.kumatori.lg.jp/material/files/group/30/R0606teireikai.pdf
[4] https://kanazawa-jazzstreet.jp/2024/08/11/%E3%81%BF%E3%81%AA%E3%81%A8%E3%81%BF%E3%82%89%E3%81%84super-big-band/
[5] https://yokohama-minatomiraihall.jp/news/data-20220401-87.html
