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女性1000人への調査では、最終回に失望した作品として『同期のサクラ』が挙がった。序盤は仲間と夢を追う前向きな物語として支持されたが、終盤の急展開と曖昧な結末が期待を裏切る形となった。続く『白夜行』は、主人公が罪を背負い続けた末に報われず命を落とす結末が強い余韻を残し、今なお悲しさを引きずる視聴者も多い。
さらに『この世の果て』や『高校教師』といった作品は、登場人物の過酷な運命や倫理的に許されない関係性を描き、明確な救いを提示しないまま幕を閉じたことで“バッドエンドの代表格”として語り継がれている。特に『高校教師』の曖昧なラストは解釈を巡る議論を生み、社会現象にもなった。
そして1位に選ばれた『海に眠るダイヤモンド』は、作品自体の評価は高いものの、主人公が最後まで報われない展開が視聴者に強い喪失感を与えた。愛する人と結ばれず、罪を背負い孤独に生き続ける姿や、現代パートのミスリードも重なり、やるせなさが際立った。
これらの作品に共通するのは、単なる失望ではなく、強烈な印象を残す点にある。救いのない結末は視聴者に深い感情を刻み、年月を経ても語られ続ける要因となる。必ずしもハッピーエンドではないからこそ、人々の記憶に残る“名作”として評価される側面もあると言える。
全体ランキングでは『呪術廻戦』が圧倒的な1位を獲得した。2026年1月から放送された第3期「死滅回游 前編」の影響もあり、新作ランキングおよび全年代別ランキングでもすべて1位を記録し、上半期を代表する作品となった。続く2位には『葬送のフリーレン』が入り、こちらも全年代で2位を維持するなど、世代を問わない支持の広がりを見せた。3位の『【推しの子】』も複数部門で上位に入り、話題性と人気の高さを証明している。
また、『ちびまる子ちゃん』や『あたしンち』といった長寿作品も上位にランクイン。特に30代以上の層で強い支持を集めており、ABEMAの無料放送施策も追い風となって安定した再生数を記録した。
新作アニメ部門では、『呪術廻戦』第3期が1位となったほか、『貴族転生』『魔術師クノンは見えている』『お気楽領主の楽しい領地防衛』などのファンタジー作品が上位を占めた。これにより、異世界・ファンタジージャンルの人気が引き続き高いことが明らかになっている。
年代別ランキングを見ると、10代・20代では『呪術廻戦』『葬送のフリーレン』『【推しの子】』が上位を占める一方、30代以上では『ちびまる子ちゃん』『あたしンち』といった懐かしさのある作品が存在感を示した。全体として、話題性の高い新作と長年愛される定番作品の双方がバランスよく支持される結果となった。